オーストラリア

一般的に、オーストラリアのワインというと、シラーズから作られる濃厚タイプの赤ワインをイメージする方が多いかもしれません。
オーストラリアはその広大な国土もあり実に多様なワインが生み出されています。
そのオーストラリアで作られるブドウ品種は、世界的にもよく見られる品種ばかりです。
しかし、品種は良く聞くものばかりですが、生産量や作らるワインのタイプに特徴があります。

栽培されているブドウ

シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン 特に生産量が多いのがシャルドネで、白ブドウ全体の約45%を占めます。
オーストラリアの白ブドウ品種では、圧倒的にシャルドネが多いのです。
セミヨンと言えば、ボルドーのソーテルヌで貴腐ワインの原料として、有名な品種ですが、オーストラリアでは甘口ワインではなく、 辛口ワインの原料として使うことが特徴的です。

シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール シラーズが多く栽培されており、黒ブドウ品種全体の45%を占め、カベルネ・ソーヴィニヨンも多く、全体の25&を占めています。
メルローが約15%ですので、上位3品種で85%も占めていることになります。
またピノ・ノワールも栽培されており、ピノ・ノワールはタスマニア州などの冷涼な産地を中心に、 急激に評価を高めている品種なので、さらに生産量が増えていくと予想されています。

交配種のブドウ

交配品種が少ないオーストラリアの中で唯一と言っていいほどの固有の交配品種「タランゴ
トゥーリガとサルタナという馴染みが薄いぶどう品種の二種類からの交配種です。
軽くソフトで早期に熟成し、溌剌とした感じの赤ワイン造りに適した、ゆっくりと成熟する品種です。

オーストラリアのワイン法

オーストラリアのワイン法はとてもシンプルなため、覚えるのは他の国に比べてとても簡単かもしれません。
オーストラリアのワイン法はWAC(ワインオーストラリア公社)によって規定されており、いくつかの制限事項を覚えることがはじめの一歩です。
  • アルコール度数は4.5度以上
  • 補糖は禁止
  • 添加物は番号でラベルに表示
以上が主な規定になっているようです。

格付け

オーストラリアワインの格付けは、アメリカにならって、3つに大別されています。
ヴァラエタルワインはラベルにブドウ品種を表示したワインで、使用するブドウ品種の割合、 生産地や収穫年の表示なども定められております。
ヴァラエタルブレンドワインでは、ブレンドした割合の多いブドウ品種から表示
ジェネリックワインは、タイプ名としてヨーロッパの有名ワイン産地を記したもので、 品種にこだわりはない日常消費用のテーブルワインとして認識されています。